行事レポート

黒帯研究会 2026年6月

2026年6月27日 黒帯研読本(第3号)
「黒帯が目指す最終目標とは」
主席師範 田畑 繁
 極真カラテにおける黒帯(初段)は決して「修業のゴール」ではありません。そこから新たなスタートとして「カラテ道における人間形成の完成。人格向上」と「生涯を通じた武道の探究」を目指すことが最終目標となります。
黒帯が目指す3つの目標
 黒帯は取得した有段者が「カラテの上達」を超えて以下の境地を目指します。
・人格の完成(人間力の向上)
大山倍達総裁は極真精神に「頭は低く、目は高く、口慎んで心広く、孝を原点として他を益す。」とあります。
 黒帯は周囲の手本となるべき存在であり、技術の向上だけでなく、礼節や忍耐力、謙虚さを持ち合わせていることが求められます。
・武道の本質と技術を極める探求
技に精神を打ちこむことにより、技の精度が高まり続けます。自分の限界に挑むだけでなく「心技体」のバランスを常に整え続けることが目標となります。
・後進の育成と社会貢献
 自分のカラテ「上達」の証明をする段階から後進の指導にあたったり、道場や地域社会に貢献する立場になります。フェーズが変わります。カラテを通じて培った精神を次世代に伝えることも黒帯の重要な役割です。
 道場訓に「生涯の修業を空手道に通じ、極真の道を全うすること」とあります。このカラテ修業が人生の価値観まで創造し得なければ、カラテ稽古トレーニングのレベルで終わります。
 この極真カラテによって自己を肯定し、自分を愛し、大切にし、なお且つ自己完成、社会への奉仕、世界の平和につなげることが出来れば、これほど価値のあるカラテ修業は他にありません。
 「いざ、全員で出陣いたしましょう。」

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