2月の言葉「信念は免疫力を高める」
コロナ・オミクロン株が想像以上の猛威を振るっています。山形県でも一日で200～300人以上と感染者が増大してきています。小中学校の学級閉鎖もあり、コロナの猛威が近づいてきている実感は禁じ得ません。
今年の1月12日の本部・鈴川道場合同鏡開きに出羽三山神社から三人の勧進の方がいらっしゃいました。祝詞奏上後に吉住先生が「人間の持っている必死の力とか、カラテで言う気合というのは、迷信ではなく本当に強い力を持っています。このパンデミックと言われている状況は、今に始まったことではなく、有史以来、人類が戦ってきています。人類が滅びたかと言えば滅びてはいません。それは先ほど申した、人間の潜在能力には必死になった時、また気合を入れた時、ウィルスに対抗出来るような強い免疫力があったからだと思います。極端にウィルスを恐がることなく強い心を持って対抗して参りましょう。」と話されました。全くその通りだと思います。ちょっと話がずれますが、ある研究者が、この実験は失敗するかもしれないと先入観があってやる実験は、失敗する確率が高いそうです。反対に絶対に成功するという「信念」があれば、成功するそうです。カラテの稽古も、強くなるか、弱くなるかと人と比べてばかりいては、強くなる人でも強くなれません。強くなるんだという信念、心構え、気構えが大切です。
吉住先生はまさしく、このことをおっしゃっているのではないかと思います。
私たちは、どのような状況に遭っても、常に明るく、前向きで希望と夢をもって、前進していきましょう。
主席師範 田畑 繁
