5月3日に「田畑道場祭 チャレンジカップ2025春の陣」が晴れやかに開催されました。
クラスは型の部、板割りの部、組手の部と3部門に分かれています。最も自分の得意な部門からチャレンジしようと呼びかけています。
チャレンジカップ大会のチャレンジの目的が、パンフレットの師範ご挨拶文にありますので、ご紹介致します。
「チャレンジカップ大会は、相手に挑戦するという意味合いももちろんありますが、大切なことは自分自身に挑戦することです。
自分の弱い心に挑戦する、自信のない心に挑戦する、まだ未完成な自分に挑戦する。
その上で試合相手に挑戦することをチャレンジカップ大会の目的とします。
そして何回も試合に参加し、何回も勝って何回も負ける。勝ったり負けたりしているうちに場数を踏んで度胸がつき、真の勇気が身に付いてきます。
勝つことだけに執着し過ぎたり、負けることに極端に恐れてしまい、「挑戦心」が無くなることが一番残念なことです。
初めから強い人、上手な人はいません。まずは、自分が一番得意な種目から挑載しましょう。例えば板割り、または型、そして組手。経験を踏むと自営が付いてきます。
チャレンジカップ大会は、心と空手を磨く場所なのです。」
今年で極真会館田畑道場は、設立40周年を迎えます。
これを機として、田畑道場理念をこの日に発表されました。
田畑道場理念
「稽古を通じて、文武両道を目指します。一道はカラテの実力を向上させる道。そして、もう一道は心を磨き高め、人格を向上させる道。この両道をもって道場生に指導してまいります。
単にカラテの強さのみを追求するのではなく。『挑戦、勇気、努力、継続、忍耐、思いやりの心』の精神を養い、社会に貢献出来る『人間形成』を目指します。」とお話しされました。
今回の大会を通じ、勝者も敗者も、心を磨き高めあい、人格を尊重し、友情の絆を強めた大会となりました。
