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チャレンジカップ2022リベンジ大会レポート

本日、県体育館小競技場において、チャレンジカップ2022リベンジ大会が行われました。
約140名が型・組手・板割りに分かれて、稽古で培った力を発揮しました。
午前の型の部では、田畑師範が開会式でおっしゃられた「立ち方、姿勢、拳の位置、技のスピード、気合の大きさ、目付け、吐き切る呼吸に集中して技打つ。そして極真カラテの型は実戦と同じで相手を倒す。蹴ってきた相手の足を折る。という気迫に満ちた型でなくてはならない。」との訓話から、帯の違いこそあれ、実戦を重視した気迫あふれる型試合となりました。全体としては、特に上位進出者は、足腰が安定して立ち方がしっかり決まっている印象でした。
型の部決勝の後に行われた板割りの部では、気迫と力を一撃に込めて、力強い、鋭い技で板割りを完遂していきました。
組手の部においては、開会式で田畑師範から「直接打撃制を提唱された大山倍達総裁は『直接打撃制は殺傷能力が強いゆえに、強さだけを追い求めていったら野獣と変わらない。そのためには文武両道である』とおっしゃられました。一道は強さを徹底的に追い求めていく。もう一道は、人間としての道。人徳、人格、礼儀、礼節これが相まって文武両道です。」と訓話がありました。その激励を受け各選手はほとんどの選手は粗削りながら、互いに持てる力をぶつけ合っていました。
最後に師範から「優勝者と準優勝者の差は紙一重。一番苦しい時に逃げたか、逃げなかったか。一番きつい時に我慢強かったか。この一枚の差です。それは普段の稽古で苦しい時にあきらめるのか、一歩踏み込むのか。そこで差がついてきます。地道な稽古を積み重ねる力を身に付けていってください。」また、「今日、この大会を開催する上で審判員やスタッフが集まってくれなかったら、開催出来ません。また、大会に出るために家族の協力がなかったら参加できません。必ず周囲の方々に感謝の気持ちを忘れずにいてください。」との訓話で、大会全日程が閉会しました。
10月の東北極真カップ大会では、更にレベルアップして臨んでいきたいです。