本日、田畑師範は明日の香川県大会出席のため、ご不在でした。
今日は黒茶帯研究会でしたので、田畑師範からの黒茶帯研読本をアップします。
2023年7月29日黒茶帯研読本
カラテの稽古の目的と道場は何を教える場か。
主席師範 田畑 繁
カラテの修業は長く続けるものであって、単に帯の色、段位、大会での勝敗を決するためだけにあるものではありません。
生涯をかけて、自分自身を磨いていくものです。地道に息長く、精神力を養うことが大切です。
カラテの道場は何を教える場か、カラテの技ばかり教えるのではなく、カラテの精神、人間のプライド、モラル、礼儀礼節を教える場が、カラテの道場であります。
極真カラテは、真を極める。その真とは、良心本心に基づいて、正しい事を正しく貫いて、生きる事です。善因善果、悪因悪果の法則です。
基本稽古の三合法で培った、丹田力を最高に高め、覇気と生命力を最大限に発揮し、今の環境、状況をしっかり受け止めて、そこから正しい事を貫いて、自己の運命を好転させて行きます。これを、極真カラテ道場の武徳と申します。
決して不平不満、愚痴、悪口、恨み、ねたみ、そねみはせず、常に明るく、前向きで、夢と希望を抱き、素直な心であらねばなりません。
そして、覇気と勇気と挑戦心を堅持する事が大変に重要な事です。
極真カラテは、カラテの上達、心の向上、そして、運命までも好転させて行くチカラが潜んでいます。
そのチカラを信じて、私達は日々研鑽して参りましょう！
