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本部茶黒帯研究会 2021年5月29日

5月29日(土)本部道場において茶黒帯研究会稽古が行われました。
コロナ禍のため、本部道場限定野間まではありましたが、10名が稽古に参加し、田畑主席師範の号令のもと、極真カラテの基本・移動・型の伝統稽古に汗を流しました。
今回の帯研で、師範からは「魂に心を入れる気合い、技を打ち込む。」「常に今よりも強い技を打つことを心掛ける。」ことを徹底してご指導頂きました。
稽古の最後、3月の審査会で初段を取得した松橋孝明初段の、昇段者名札掛け式が行われ、松橋初段の黒帯としての本格的な一歩が踏み出されました。
最後に師範から「大山総裁がいつも『牛を川まで連れて行くのは私の役目だが、川の水を飲むか飲まないかは牛自身次第』と例えておっしゃっておられたように、稽古をつけて黒帯まで導いていくのは私の役目ですが、その黒帯を取るか取らないかは、皆さんの、これからのカラテ修業にかかっています。松橋さんは、カラテ修業に自分の生活を費やし、あらゆる事を制限して、日々、一生懸命に稽古を重ねて、この黒帯を取得しました。とても重い黒帯です。一生懸命稽古した人の黒帯は、とても重たいです。皆さんも、そういう黒帯を締めて下さい。」という訓話がありました。
まだ、コロナ禍で以前のような稽古は出来ないものの、中高生から社会人までが集って、お互いに磨き合える帯研が出来ることに感謝して、稽古を重ねていきたいと思います。(事務局 黒沼 誠)