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2023公認指導員・審判員講習会が行われました

11月19日(日)鈴川道場において、2023公認指導員・審判員講習会が行われました。
当日は、田畑繁主席師範が型大会基準DVD制作で福井県出張のため、ご不在でしたが、講義において、田畑師範からの「極真カラテ指導者として必須事項」と「大山倍達総裁語録」が読まれました。ここに「極真カラテ指導者として必須事項」の一部をご紹介します。

生涯の修業、天人合一を目指す型。
審査会用の型、競技用の型を学び、そして生涯をかけて、天人合一を目指す型を習得することに「一つ吾々は、生涯の修業を空手の道に通じ、極真の道を全うすること」と道場訓にあるように、この型は大切なものになります。一つの技を十万回、一つの型を三千回という鍛錬を積み重ね、審査会、大会という実戦を体験したその行き着く先の型はとても重要な型なのです。天と地をつなぐのは人間であり、肉体と技をつなぐのは呼吸法にあります。
型の三原則である①力の強弱②技の緩急③息の調整を踏まえて、吐き切る呼吸に集中することによって心身が統一され、無念無想の境地にいくことができます。このときに人間の潜在勢力、潜在能力を発揮させることにより、自分だけのゾーンの中に入って行くことができます。この境地を一度体験すると、型の深さ、型のおもしろみ、人生の生き甲斐、自分が天人合一として、生きている生命力の躍動が感じられます。この体験をすることにより、カラテ道の大切さ、型の重要性、自分が人間として生かされているということを自得します。
自分を律し、指導者は達することを自己の命(めい)としなくては、極真カラテの指導者として面目が立ちません。