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2023年春季昇段昇級審査会レポート

3月12日(日)県武道館2階柔道場において、2023年春季昇段昇級審査会が行われました。
今回から、受審者1名につき、付添1名と、入場制限を緩和し更なる感染対策に留意しながら、コロナ前の活気ある審査会が徐々に戻りつつありました。
午前の幼少年部(白~青帯)の部では、まだ肌寒い中ではありましたが、田畑師範からの「三合法によって、自分の持っている最高の力と心を発揮して、一人一人が率先垂範、渦の中心となり得るように本気で審査会に臨んで下さい。」という訓話を胸に基本稽古から移動、補強、型、組手を全力で乗り切っていました。特に青帯一人一人が力をだして、率先垂範で後輩よく引っ張っていました。
最後に田畑師範から「文武両道。カラテの稽古で強さを身に付け、稽古を通じて心を磨き、高めて強くて優しい人間性を養ってください。」との訓話で午前は締めくくられました。
午後からの少年部(黄~茶帯)、一般部では、今回、菊池清一2級(寒河江)、田子学2級(中山)、鈴木聡2級(中山)、佐藤龍政2級(鶴岡南)、設楽昂輝2級(大江)(少年部)の5名が1級への昇級を目指し、厳しい審査に臨みました。中でも、最年長74歳の菊池清一2級は基本稽古、移動稽古、型では気迫あふれる内容で、補強も規定回数をしっかりクリアし、七人連続組手では、ここまで積んできた稽古の成果で安定した内容に田畑繁主席師範からも、稽古の積み重ねを認められるほどでした。また、他の4名も七人組手(少年部は五人組手)までをしっかり乗り切って、無事に審査を終えました。
最後に田畑師範から「カラテの修業を通じて、自分を磨き、高めて、社会に貢献し、これからも息長く稽古していきながら極真の道を全うしてもらいたい。」との訓話があり、受審者全員が真剣な面持ちで胸に刻んでおりました。
現在、(一社)極真会館理事長でもある田畑繁主席師範は、4月8日・9日に横浜武道館で行われる、第5回極真連合杯 世界空手道選手権大会に実行委員長として陣頭指揮を執っておられ、県外出張の多い中、今回の審査会は非常に貴重な審査会でもありました。次回6月の審査会に向けて、更なる努力を積み重ねて行きたいと思います。