行事レポート

2019行事レポート

2019年12月内陸茶黒帯研究会レポート

 12月28日(土)今年最後の内陸茶黒帯研究会が本部道場にて行われました。
 年の瀬も押し迫った中での帯研でしたが、参加した中高生から社会人まで、全員が活気のある気合で稽古していました。
 田畑師範の号令のもと、基本・移動・型と1時間半の稽古に大粒の汗を流しながら、挑みました。
 これで、今年の極真田畑道場のすべての稽古が終了しました。来年もより一層、成長できるように頑張っていきたいです。(事務局 黒沼 誠)

2019公認審判員講習会レポート

 12月15日(日)鈴川道場において公認審判員講習会が行われました。
 今回もライセンス更新者の他に審判技術向上を目的として、ライセンス期限が有効でもあえて受講した受講者もおり、少しずつ田畑道場審判員の意識向上が見受けられました。
 田畑師範の審判動作や判定基準の解説を真剣に耳を傾け、田畑師範が常々おっしゃっておられる「反則の取り合いではなく、強い者が勝ち上がっていくジャッジメント」を実践できるように何度も判定基準の理解や審判動作を訓練していきました。
 一人でも多くの田畑道場審判員で、毎年行われる東北極真カップ大会やチャレンジカップ大会において、「強い選手が勝ち上がる」公平公正なトーナメントを目指していきたいと思います。(事務局 黒沼 誠)





2019年公認指導員講習会レポート

 12月15日(日)鈴川道場において公認指導員講習会が行われました。
 県内各地から茶帯以上の道場生が集まり、田畑師範からの直接指導のもと、極真カラテの基本・移動・型の継承伝承に向けて、汗を流しました。
 準備体操から田畑師範の細部に渡る解説で、一つ一つの技や動作に理解を深めていきながら、最後の型稽古では全員の気が合うまで太極一・平安一~五・安三・突きの型までをしっかり稽古していきました。
 筆記試験後の田畑師範の講義では、資料「ベクトルを合わせる」をもとに「大山総裁の武道極真カラテの理念・精神・稽古法を全員が共有してベクトルを合わせていく。稽古修業を通し、心を磨き、高めて人格を向上させていくように」との訓話がありました。
 今回の指導員講習会も田畑師範の号令のもと、最後は全員が気持ちを一つにして締めくくることが出来ました。来年から、さらに心技体を向上させていけるように頑張っていきたいと思います。(事務局 黒沼 誠)





第50回県一般・第37回県少年選手会稽古レポート

 12月8日(日)鈴川道場において県選手会稽古が行われました。
 12月に入りすでに寒さが徐々に厳しさを増しておりましたが、今年最後の県選手会稽古に全員が気持ちを一つにして臨みました。
 田畑師範の号令で
 基本稽古
 補強
拳立て 80回×5
腹筋(足を固定して・足上げ・膝を屈伸させて・起きて肘と膝を付ける・バンザイの状態で起きる)各100回
バービージャンプ 50・40・30・20・10回
フィジカル(つま先ダッシュ・もも上げ・ジャンプ・2ステップ・交差)
 各60・50・40・30秒、10秒×3
 約束組手 各30秒か1分
ワンツーVSカウンターからワンツー
パンチvsパンチ(ライトスパー 30秒×10)
前蹴りvs受けてから前に出てカウンターパンチ×5
前蹴り+後ろ蹴りvs受けてから前に出てカウンターパンチ×2
左ひざvs回し受けからカウンターパンチ×2
回し蹴り1本vs脛受けしてカウンターパンチ×2
蹴りフリー1本vs受けてからカウンター1本
 ライトスパー(フリー)
30秒×10
一般部vs少年部 20秒×10
の特に回し受けを中心に稽古を行いました。どの道場生も力を出し切って、充実した稽古となりました。
 稽古終了後に田畑師範から「必ず来年の目標設定をしてください。目標設定をして、本気になって努力をして、挑戦していくところに自分の持っている本当の力が発揮されます。そして強くなればなるほど、利他の心を磨いて、尊敬される人間を目指してください。」との訓話がありました。
 今年の県選手会稽古もこの稽古をもって終了しました。また、来年、気持ちを新たにして頑張っていきたいです。(事務局 黒沼 誠)

2019年11月内陸茶黒帯研究会レポート

 11月30日(土)本部道場において、内陸茶黒帯研究会が行われました。
 この日の帯研は、田畑師範が静岡大会出席のため不在での稽古となりましたが全員が集中力を切らすことなく、基本・移動・型に全力の気合で臨んでいました。特に型では、分解を中心にして、立ち方をしっかり決めて、正しい技や動作を身に付けられるように意識して稽古しました。
 来月12月の帯研が、今年最後の帯研となりますので、出し切って一年を締めくくられるように頑張りたいです。(事務局 黒沼 誠)

少年選手会祝勝会&眞壁 匠 初段送別会

 11月29日(金)牛角桜田店においてチャレンジカップ春の陣、リベンジ大会、東北極真カップ大会の少年選手会祝勝会と、来春、高校を卒業し板前修業のため山口県下関に旅立つ眞壁 匠初段の送別会が行われました。
 田畑師範が海外セミナーで多忙なこともあり今年は、3大会の祝勝会を合同で行いました。乾杯では、後輩達が眞壁初段と一人一人が乾杯をしながら、これまでの感謝を伝えていました。恒例となった今回の祝勝会も、少年選手会の仲間同士で、楽しく焼肉を囲んで1時間半という時間があっという間に過ぎる位の充実した時間を過ごしました。
 今年も残り約1ヵ月となりましたが、旅立つ眞壁初段のこれからの健闘を祈りつつ、来年もまた、この仲間で祝勝会ができるよう、より一層稽古に励んでいきたいと思います。(事務局 黒沼 誠)

令和元年冬季昇段昇級審査会レポート

 11月23日(土・祝)県武道館において今年最後の審査会が行われました。
 秋も終わりを迎えていましたが、この日は少し暖かさを感じる気候でありました。
 田畑師範の号令により、少年部から壮年部までが、今年最後の審査会に持てる力をかけて臨んでいました。下は5歳の幼年部から審査会を受審していましたが、長時間にわたる審査にもかかわらず、我慢強く最後まで誰1人脱落することなく頑張っていました。
 今回の審査会では、本部壮年部の松橋孝明2級が1級昇級をかけて、審査に臨みました。日々の稽古に真摯に取り組んでいる松橋2級の稽古の成果は、この日、基本・移動・型・組手において如何なく発揮され、最後の七人組手においても、決して崩れることなく、最後まで攻めの姿勢を貫いた組手であったと思いました。
 最後に田畑師範から「連続組手は、実際に挑戦した者にしかわかりません。大山総裁の座右の銘にある『武の道においては真の極意は体験にありよって体験を恐るべからず』とあるように、やる気をあれば、たとえ失敗してもそれは力になります。基本稽古は、その前向きな力を大きくしてくれます。三合法と自分の力を信じて頑張ってください。」との訓話がありました。
 今年最後の審査会が無事に終了しました。また、来年に向けて、今年の残り一ヶ

第15回東北極真カップ空手道選手権大会レポート

 10月27日(日)県体育館において、第15回東北極真カップ空手道選手権大会が行われました。
 前日の雨も収まり、天候も落ち着き、選手にとっては適度な気温での大会でした。
東北地方を中心に1都1道1府12県から選手が集結し、型・組手と日ごろの稽古の成果を遺憾なく発揮していました。
また、招待審判員の師範・先生方も北海道から九州より駆けつけていただき、大会にご協力いただきました。
年々、大会のレベルも上がってきており、型も組手も特に準決勝以降は僅差の試合が多く、どの選手が優勝してもおかしくないくらいに選手一人一人の日ごろの鍛錬と試合に対しての心構えの高さが非常によく窺えました。
今回から一般無差別優勝者には「県知事賞」が新たに設けられました。この栄えある最初の受賞を争ったのは田畑道場本部の新鋭 山川颯斗選手と全日本無差別やウエイト制でも活躍し、過去に東北極真カップも制している東京城西三和道場の大内巨成選手によって行われました。序盤、山川選手も軽量級ながら若さを生かして果敢に大内選手の牙城を崩そうと攻め立てる場面もありましたが、後半、実力者 大内選手の安定した攻めからのラッシュに軍配が上がり、初代の県知事賞が贈呈されました。
田畑師範が提唱されている「道場生による道場生のための道場生の大会」をスローガンに大会も15回を数えますが、田畑道場審判員・スタッフが一丸となって今大会も運営することが出来ました。しかし、常々、田畑師範から言われる「問題意識、問題提議をして一人一人が渦の中心となって、周りを巻き込んでいく。昨年同様と思わず、絶え間ない創意工夫を続けていくこと」という訓話を念頭に今大会での改善点、次回大会での改良をしていきながら、更に良い大会を目指していきたいと思います。(事務局 黒沼 誠)

2019年10月内陸茶黒帯研究会レポート

10月19日(土)本部道場において、内陸茶黒帯研究会が行われました。

 8月、9月は田畑師範が海外セミナーで不在だったため、久々の田畑師範指導の帯研ということもあり、出席者からは緊張感と同時に気合の入った表情が窺えました。
 田畑師範は、ロシアで行われたワールドカップでの特別演武で背骨を痛めたにもかかわらず、それを押しての稽古指導でした。1週間後に控えた東北極真カップ大会の型の部にエントリーしている選手もおり、非常に貴重な帯研稽古でした。
 いよいよ、東北極真カップ大会も間近に迫り、道場全体の士気も上がってきており、そういった意味では、とても勢いのついた帯研でありました。(事務局 黒沼 誠)

第36回県少年・第49回県一般選手会稽古レポート

 9月29日(日)鈴川道場において県(少年・一般)選手会稽古が行われました。
 東北極真カップ大会を1ヶ月後に控えて、より一層熱の入った稽古となりました。
 田畑師範の号令のもと
基本稽古

補強
拳立て 80回×10セット
腹筋(各100本)
足をつけたまま、クランチング、足上げ、カメレオン、バンザイ
バービー
50本、30本、10本

フィジカル(各1分・30秒・20秒・15秒・10秒・5秒)
つま先ダッシュ・もも上げ・ジャンプ・ツーステップ・交差

約束組手(各30秒)
左パンチ(フリー)1本VSハイ
ワンツー(フリー)VSハイ
前蹴りVS回し受けから下突き
膝蹴りVS回し受けから下突き
前蹴りから後ろ蹴りVS回し受けから下突き
回し蹴りVS回り込んで蹴り1本
回し蹴りVSカウンターから下突きダブルから膝蹴り
回し蹴りVS足掛けから膝蹴り

ライトスパーリング
フリー30秒×11ラウンド

最後に田畑師範から「カラテの稽古は基本に始まって基本で終わります。そのためには三合法で基本稽古は限界まで追い込み、生命力、人格力を強くして自分自身を成長させていってください。」「組手を強くするためにはストレッチ、筋トレ、フィジカル、体幹トレーニングをしっかり行って強さを身に付けていく。勝つためには効かす技を持つこと。回り込み、カウンター、足掛けを駆使して自分よりも強い相手に勝つ組手を目指す。」「稽古では自分が渦の中心となって、率先垂範で後輩を引っ張っていく。帯が上がってきたら気合・返事を大きくして、礼節を持つ。」「理解力・分析力を付けて、常に創意工夫していく。」との訓話がありました。
 いよいよ来月に迫った東北極真カップ大会に向けて、県選手会一丸となって頑張っていきたいです。(事務局 黒沼 誠)