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武徳 復刻版 第8弾「武道精神 その4」

「武道精神 その4」

④世のため、人のために尽くす

大山倍達総裁は「己れを殺し、己れを活せ」又、「滅私奉公の精神がある者は、社会に貢献できる者である。」ともおっしゃっています。

「常に正義に立ち、人間として正しいことを正しく貫くことで、あらゆる状況を乗り切り、自分の利害損得を超えて、人のために尽くすことで己の心を磨き、高め、より強い人格、より高い人格を形成することが出来るのだ。」と。

「人生を生きる上で武道精神、礼節の精神である親孝行、夫婦あい和し、同期あい和し、謙譲の美徳を身に付け、礼の道、カラテの道を歩む姿勢こそが人の道を歩むことに他ならない。」と。

又、「人のため、世のために尽くす者は、それだけ立派な心、志が出来ていなければできないことである。」と。

孝を原点として他を益すことが武道極真の道であるのだと思います。