広報やまがた3月1日号に広告を掲載したした。
青春クラブに。
「私は18才で内弟子になろうと、酒田から東京に出ました。内弟子になろうと16才の時に決めました。しかし、応募者が約100人くらいいて、12名しか合格しません。その合格するかも分からない、不合格になればどの職について、どう生きて行くかも分かりません。しかし、不合格になった時の事は考えずに、東京に飛び出しました。たまたま、大山総裁に君内弟子になっていいよ。とその場でおっしゃって下さりました。そして、3年間ガムシャラに頑張り、12名中私を合わせて2名だけの卒寮となりました。10名は朝逃げ夜逃げで去りました。今、振り返ってみれば残れたのは、それは青春時代のチカラだったのです。もう一度内弟子をと言われれば、やる気があっても体はついてきません。青春の真っ只中にいる人は青春時代のチカラを知りません。過酷な稽古を切り抜けられたのは青春のチカラのお陰です。ですから言いたい。若いうちに、理想、夢、ビジョン、目標を持ち、青春の情熱を傾けて、やりがい、生きがいのある人生を歩む方が楽しいと思います。努力をしないで、今のままで良いと言う人もおると思いますが、私はやはり2人には、好きな事、やりたい事、なりたい事を探して、鉄は熱いうちに打てで、楽しく努力を継続して、自分の理想をその手に手繰り寄せて頂きたいと思います。」と田畑師範からありました。