5月2日(日)県体育館小競技場において、チャレンジカップ2021春の陣が行われました。
昨年1年間はコロナ感染拡大により、すべての大会が中止となりました。まだ、コロナ禍ではありましたが、感染対策の徹底をし、ようやく開催にこぎつけられました。
大会は三密を防ぐため午前は型と板割り、午後は組手に分かれて、それぞれがこれまでの稽古の成果を発揮しました。また、今大会では田畑繁主席師範が全試合の主審を務められました。
型の部には約50人がエントリーし、緊張感の漂う中、普段の稽古で磨いた技を存分に発揮していました。また、型の部の決勝前には板割りが行われ、約30人が気合いと力をこめて力強く完遂しました。
組手の部も約50人がエントリーしました。以前は、声援を送ってとても白熱していましたが、施設からの指導により、飛沫防止から声援が禁止となっており、静かな中での組手試合となりましたが、勝利に懸ける気迫と技の応酬に場内からは大きな拍手が送られていました。
型・組手の部の閉会式において、田畑師範からは「コロナ禍にも関わらず協力していただいた、スタッフや審判員がいなければ試合が出来ませんでした。また、何より、この大会に送り出してくれた、お家の方のご協力があって初めて試合をすることが出来ます。そういった周りの方々のご協力を忘れず、常に感謝の気持ちを持って、これからも稽古に励んでいってください。」とのお話がありました。
今後に課題を残す点もありましたが、周囲の方々のご協力で、この厳しい状況下での大会を無事終えることが出来ました。今の世の中の状況に合わせつつ、選手が安心して参加できる、安全な大会を今後も模索していきたいと思います。