行事レポート

2021年夏季昇段昇級審査会レポート

6月13日(日)県武道館において、夏季昇段昇級審査会が行われました。
人数制限のある中、午前と午後に分けて審査を行い、約80名の受審者が集まり、田畑師範の号令のもと昇段昇級に向け、真剣勝負で審査に臨んでいました。
当日は、審査員に長岡淳一師範代、清水明広師範代、上田潤師範代、黒沼誠師範代が立ち会いました。審査会スタッフに本部の前田祥初段、松橋孝明初段、米沢から山本郁子1級がしっかりスクラムを組んで、つつがなく審査会の進行に尽力していただきました。
午前は幼年部と少年部(白~青帯)の審査でした。田畑師範の叱咤激励を受けながら、基本・移動・型において我慢強く最後まで、気合いを入れて頑張っていました。
午後からの少年部(黄~茶帯)、一般部の審査では、緊張感があったものの、田畑師範の号令に引っ張られるようにして、気拳体一致の技を繰り出していました。特に今回、2回目の型審査に臨んだ渡邉恭士1級においては、本審査に向けての並々ならぬ闘志を感じました。
また、午後の審査開始前に松橋孝明初段と黒沼誠への四段昇段の帯と昇段状の授与式が行われ、二人ともこれからのさらなる稽古精進の決意を述べました。
最後に田畑繁主席師範より「私は、極真カラテの継承伝承をしていきます。有段者は、普及発展させていきます。大会、審査会を開催したいと思っていても、師範代・支部長・黒帯・スタッフの協力がなければ、開催することが出来ません。極真カラテの継承伝承も皆さんがいなければ出来ません。この、大山倍逹総裁からの流れを汲む極真カラテに誇りを持って稽古していただきたい。ただ強いだけ、型が上手いだけでなく、加えて人間性の向上も目指して下さい。『正義なき力は暴力なり』礼儀礼節を守り、人間性も高め、まずは初段を取得して、極真の道を歩んで行って下さい。極真カラテで自分の魂を燃やして下さい。」との訓話がありました。
8月にリベンジ大会を控えて、今回の審査会で士気が高まったと感じました。