行事レポート

2022夏季昇段昇級審査会レポート

6月12日(日)県武道館柔道場において、夏季昇段昇級審査会が開催されました。
当日は、梅雨も迫っていることもあり、湿度の高い中での審査会で熱中症も心配されましたが、厳しい状況でも、普段の稽古の成果を遺憾なく発揮していました。
午前の幼年部・少年部(白~青帯)の部の審査には、約60名が受審し、冒頭に田畑師範から「人から見られ、一生懸命に力を発揮することで実力が付いてきます。そのためには、お家の方や今日の審査をしてくれる先生方に感謝の気持ちをもって、審査に臨んで下さい。そして心が強く、カラテの実力も強い、文武両道の強さ、優しさを兼ね備えた人を目指してください。」と激励がありました。
田畑師範の号令で、基本では、全員が一体となって強く、大きい気合が響きました。移動では、より強く、より速く、正確に一つ一つの技を打ちこんでいました。補強は必死に規定回数を頑張りました。型は、技と呼吸を一つにして、三合法により、正確に行いました。最後の組手では、苦しさもありましたが、全員が乗り切って、無事に午前の審査が終了しました。最後に師範から「7月17日のリベンジ大会は、まずは板割り、そして型、組手と自分の得意なクラスに挑戦してください。自分の限界を知り、一歩踏み込んでいく事で強くなります。苦しくなったら自分が伸びる瞬間です。今出来ないけど、努力することで、未来進行形で力が付いてきます。挑戦心をもって力を発揮してください。」とリベンジ大会に向けた訓話がありました。
午後からの少年部(黄~茶帯)一般部の部では、はじめに3月の審査会で初段を取得して山本郁子初段の黒帯授与式が行われました。山本初段からは、師範をはじめとする周囲の方々への感謝と、これからの更なる努力の言葉が述べられました。田畑道場からは女子で4人目、約1000人に一人という狭き門の女性黒帯となった山本初段への労いと、それに続く女子の期待の激励がありました。
午後の審査は約20名が受審して、田畑師範から基本・移動・型では一つ一つの技や動作の詳細をご説明いただき、今回の受審者は非常に有意義な時間となりました。また補強や組手においても、良く集中しながら頑張っていました。はじめは緊張から小さかった気合も、後半は堂々たる気合で全員が審査を終えました。
最後に師範からは「強くなるためには他の人の3倍の稽古をして初めて人の上に立つことが出来ると言われています。本気になって誰にも負けない努力を積み重ねていく。でも、強くなったことで驕ってしまう事があります。大山総裁は『カラテ修業は一生続く。そのためカラテ道場は帯や勝ち負けだけを競う場ではなく、生涯を懸けて、地道に息長く、自分の精神力を養い、カラテの精神、人間としてのモラルやプライド、礼儀礼節を教わる場がカラテ道場である』とおっしゃっています。カラテの大会は普段の稽古の集大成です。勝つことだけに執着しすぎると、周りが見えなくなります。カラテ技量と人間性を伸ばして、人格者を目指し、人生の勝利者を目指してください。」との訓話ありました。
審査会ではありましたが、田畑師範からのご指導と訓話で、武道極真カラテをより深く感じることが出来た審査会でありました。