12月1日に鈴川道場に於きまして、公認指導員講習会が開催されました。
極真カラテ田畑道場では、黒帯になれば誰でもが指導または、指導補佐ができるのではございません。
1、実技
2、田畑師範よる講義
3、筆記試験
を経て合否が決定します。
とても厳しいルールであり、システムです。
これは、田畑師範が今から45前に大山倍達総裁の内弟子となり、大山倍達総裁から教えて頂いた。
1、極真理念、極真精神
2、稽古理法
3、礼法作法
をダイレクトに指導者、指導員の皆様に、継承伝承して頂き、我流、自流の極真カラテにならないように、大山倍達の極真カラテの継承伝承して頂けるための、公認指導員セミナーとなっております。
田畑師範は、
「今から30年前に大山倍達がご逝去されました。それまでは、直接打撃制、フルコンカラテは極真カラテのみでしたが、今は、無数のフルコンカラテ道場があります。
当てないカラテから、当てるカラテ、直撃打撃制ルールを制定したのは、大山倍達総裁でした。
その頃は、ケンカカラテ、邪道カラテと揶揄されました。
真剣に稽古し、真剣に闘っているのに、そのように呼ばれることは、当時は心外の極みでした。
この極真カラテ、フルコンカラテこそは、技を磨き、心を磨き上げ、人間性を完成されるカラテであると位置付けました。
極真理念
人種・民族・国境を超え、政治・宗教・思想の垣根を撤廃し、世界人類の平和の実現をめざす。
極真精神
頭は低く、目は高く、口慎んで心広く、孝を原点に他を益す。
極真精神
厳しいカラテの修行を通じて、人生の真理を悟り、死生を乗り越え、真に自由な境地に立ち、その上で正義を守り、世のため、人のために尽くすこと
その上で、
極真理念精神
稽古理法
礼法作法
を伝授されたのでした。
私達は、縁あって一子相伝の、この極真カラテを稽古する者です。プライドを持って極真カラテを習い、また、プライドを持って技と心を伝えなくてはならない。
そのための公認指導員セミナーであるし、黒帯研究会、師範稽古です。」と、田畑師範はおっしゃっていました。