行事レポート

2024夏季昇段昇級審査会レポート&フォトライブラリー

6月9日(日)県武道館において、夏季昇段昇級審査会が行われました。
審査会に先立って、3月に昇段された伊東庸也 初段、沖田美紀子 初段、田子 学 初段、鈴木 聡 初段へ田畑繁主席師範からの黒帯と初段免状の授与式が行われました。難行苦行の昇段審査を経ての今回の授与式では、全員が晴れがましい表情で臨み、黒帯としてのスタートを切りました。
審査会では田畑繁主席師範の号令と直接指導で、初夏の暑さの中でも、受審者は熱く審査会に挑んでいました。
審査会の終盤では七人組手に冨士田 暢 2級が、十人組手に菊池清一 1級が挑みました。
冨士田2級は、終始、厳しい七人組手となりましたが、田畑主席師範からの檄と場内からの応援もあり、最後は持てる力を出し切っての七人完遂となりました。
菊池1級は、75歳という年齢を感じさせない闘志と集中力、積極果敢な動きで、見事な十人組手で完遂されました。
最後に田畑主席師範から、今回、高齢での十人組手に挑戦された菊池1級を称え「自分が黒帯を締めて時に『自分の黒帯は重いなあ』と感じることができるか。自分自身が帯に価値をつけることです。」とおっしゃられ、また「極真カラテは『文武両道』。文武両道の一道は、カラテの修業を通じて、自分の限界を知り、それを乗り越え、自分の無限なる可能性を信じて、努力と忍耐を継続させて、カラテの技量とカラテの力量をとことん追求する道。
そしてもう一つの道は、カラテの修業、修養を通じて礼儀礼節を身につけて、心を磨き、心を高め、人格を向上させ、自分の人間性を完成させる道。この二つがあって文武両道。その自己実現していく力が、三合法のパワーに入っています。自分の内側の力を信じて、極真カラテの力を活かしていってください。」との訓話がありました。
受審者、保護者の皆様、お疲れ様でした。