月刊ミニ極真かわら版

月刊ミニ極真かわら版 2022年10月号

 10月30日(日)に第17回東北極真カップ空手道選手権大会を、満を持して開催します。
組手144名、型84名、Wエントリー46名、審判員31名中県外審判員22名、スタッフ前日18名、当日23名の参加をもちまして、総力をもって大会成功に当ります。
これは、大会をはじめて開催する時からのモットーですが「道場生による、道場生のための、道場生の大会」又は、「極真会館による、極真会館のための、極真会館の大会」とも言えます。これは来年1月15日(日)に開催する、第1回全日本極真空手道選手権大会、同年4月8日・9日(土・日)に横浜武道館アリーナで行われる第5回極真連合杯世界空手道選手権大会にも同じことが言えます。

 今、フルコンタクトカラテの大会の全盛期です。大会ビジネスという言葉もあるようです。そこで、皆さんも極真カラテの「大会参加の意義」を知っておいて下さるように、ここに記します。
「日頃の稽古で培った文武両道の力を発揮するのが大会の場です。この大会こそが、最大の試練の場、修練の場です。
勝つことは尊いが、そればかりに固執せず、執着せず、勝って驕らず、負けて腐らず。両者とも更なる努力をしていくところに技と心の成長があります。そして、最も重要なことは、試合後、両者ともに相手の人格に対して敬意を払い尊重し合うことが大切です。プロスポーツのようにガッツポーズや雄叫び、自己アピールをしてはいけません。なぜならば、大会はアマチュアの武道カラテ道選手権大会だからです。
礼儀を尽くし合うことにより、和合の精神が生まれ、平和の道への第一歩を踏み出すことができ、人間的な成長を促します。これが大会参加の意義です。大会には武道性、教育性、社会性を求めています。」
この事を、極真会館山形県田畑道場 道場生は共有してください。

主席師範 田畑 繁